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大阪・関西万博のオランダパビリオン、「ミッフィー」がキッズアンバサダーに

大阪・関西万博のオランダパビリオン、「ミッフィー」がキッズアンバサダーに

万博公式キャラクター「ミャクミャク」、キッズアンバサダーに就任した「ミッフィー」とその関係者ら

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 「ミッフィー」が3月12日、2025年大阪・関西万博に出展するオランダパビリオンのキッズアンバサダーに就任した。

ミッフィーが展示を分かりやすくガイド

 ミッフィーは、オランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんが描く絵本の主人公でウサギの女の子のキャラクター。同パビリオンでは、来場する子どもたちの友達としてミッフィーが展示を分かりやすくガイド。オランダ王国が開発中のさまざまな技術を紹介する展示に合わせ、子どもたちの目線の高さにミッフィーを描いた絵本のようなパネルを設置する。

 ショップではミッフィーグッズも販売。オランダ王国のナショナルカラーであるオレンジのチューリップドレスを身に着けた同パビリオン限定のぬいぐるみ(2,500円~)をはじめ10アイテム以上を用意する。

 オランダパビリオンのテーマは、「共に分かち合い、新しい価値を生み出すこと」を意味する「コモングラウンド(共創の礎)」。ディック・ブルーナ・ジャパン(東京都港区)の鐵田昭吾社長は「みんなが協力し、互いに理解し助け合うというミッフィーの物語とコモングラウンドの理念は共通点がたくさんある」と話す。2025年日本国際博覧会オランダ陳列区域政府代表のマーク・カウパースさんは「日蘭関係を表す象徴としてミッフィー以上の存在はない。子どもたちに新しいインスピレーションを与えることができれば」とも。

 オランダパビリオンは建物の中央に球体が浮かび、球体内部の360度スクリーンで音と映像を使った没入体験を楽しめるようになっている。

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