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大阪駅に「カラダ測定ポッド」 万博「大阪ヘルスケアパビリオン」を先行体験

 大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」に展示され、健康データを測定できる機器「カラダ測定ポッド」が3月13日、JR大阪駅に設置された。

中央コンコースに設置された「カラダ測定ポッド」

 同パビリオン協賛企業のJR西日本(北区)が、万博の機運醸成を目的に来月13日の開幕に先立ち設置する。大阪駅の中央コンコースに新設したイベントスペース「ドットヘルスおおさか」とうめきた地下口に各2台のほか、新大阪駅、天王寺駅、岸部駅にも各1台設置する。

 着衣のまま箱型のブースに入り、音声案内に従って操作すると、約6分で7領域45項目の健康データが測定できる。2種類のセンサーと4台のカメラで撮影した動画や写真を解析し測定された髪、肌、視覚、脳、歯、筋骨格、心血管の数値をもとに、最後に「カラダ測定年齢」が表示される。

 同社デジタルソリューション本部WEST LABO事業共創の課長・武田善憲さんは「通勤や通学に便利な場所に設置しているので、興味本位でも一度体験してもらい自分の体に関心を持ってもらえれば。万博のパビリオンでは、測定データから生成した25年後の自分のアバターを見ることもできる」と話す。

 体験時間は11時~17時30分(日曜・祝日は18時まで)。利用には、専用アプリのダウンロードが必要。体験無料。10月13日まで。

(取材協力=梅田経済新聞)

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