インタビュー2018-11-13
「WELCOME to OSAKA~EXPO2025」第10回は「はじめて万博」のゲストを迎えイケイケ万博トーク!
11月10日放送、第10回。今回のゲストは、関西のアツいクリエイターが集まり、万博をテーマに創刊されたフリーペーパー「はじめて万博」を制作した株式会社人間の山根シボルさんと、株式会社バイスリーの吉田貴紀さん。“創刊号にして最終号”の「はじめて万博」は、フリーペーパーらしからぬ充実したコンテンツと、各ページのデザイン性の高さが話題になっています。今回は「はじめて万博」の制作裏話や、万博にかける思いなどをたっぷりお話しいただきました。
【本日のゲストは、株式会社人間の山根シボルさんと株式会社バイスリーの吉田貴紀さんです】
山根さん&吉田さん:よろしくお願いしまーす…。
わんちゃん:あはは!めっちゃ緊張しているじゃないですか!(笑)
緊張する2人に笑顔でツッコミを入れるわんちゃん
さっそくわんちゃんからの鋭いツッコミが。2人ともとても緊張している様子。特に山根さんは、ひたすら1点を見つめる硬直状態。番組最後には緊張がほどけるのか?その点も合わせてお楽しみに!
緊張する山根さんを心配しつつ、ここぞとばかりに写真を撮影する皆さん
※ガラス写りを避けるため、写真撮影の時だけ手前の部屋を暗くして撮影しています。
まずは2人の会社について…
浅越さん:聞きたいことが山ほどありますが…まずは株式会社人間の山根シボルさん!…何の会社?(笑)
山根さん:広告の企画制作会社です。WEBサイトやWEBのキャンペーンの企画と制作を行っております。
浅越さん:山根さんは職種としては…?
山根さん:デザイナーです。あと…肩書きとしてはアイデアマンをしております。
こちらが山根さんの名刺(上部分)!しっかり「アイデアマン」と記載されております!あまりのカッコよさに、わんちゃんの「カッコちょ!」という名言も飛び出しました。※恐らく『超+カッコいい』を反対にして省略した造語です。解説:齊藤
浅越さん:今回の「はじめて万博」のデザインなんかもされている…と?
山根さん:今回はどちらかというと、創刊のコンセプトとか最初の立ち上げに関わっていまして、デザインはバイスリーさんにお願いしております。
「はじめて万博」のデザインはバイスリーさんが担当されているということで、次はバイスリーの吉田さんに話を伺います。
浅越さん:吉田さん、バイスリーという会社は何の会社ですか?
吉田さん:人間さんと同じなんですけど、広告の企画制作・デザインの会社をしています。
浅越さん:「バイスリー」。なんか会社っぽい名前ですね。それに対して人間って(笑)面白い名前ですよね。
山根さん:そうですね。うちはインパクト重視の会社なので(笑)
浅越さん:出ていますね~!社名に出ていますね~!(笑)
人間さんとバイスリーさんの会社概要が分かったところで、次はお2人の素性に迫ります!
浅越さん:お2人の年齢を聞いてもよろしいでしょうか?
吉田さん:僕は42歳です。
山根さん:僕は37歳です。
浅越さん:山根さんがなかなかカラフルなお洋服で、髪の毛も一部分金髪なんですね。
山根さん:金髪にしたのは実はこの10月からでして…今回この活動をするにあたり、取材をされたりするときに「若手に見えなあかんな」と思いまして。
山根さん:正直37歳ってもう若手っぽくないじゃないですか。「若手が頑張っている!」って感じを出したくて金髪にさせてもらいました。
金髪にしたのは「若作りの一環」と話す山根さん
浅越さん:それ聞いたらめっちゃ無理してる感じに見えてきた(笑)髪型は若手ですけど、口周りの髭の青っぽさはやっぱり年齢を感じますね。
山根さん:そうですね。そこは隠せなかったところです。
そんな和気あいあいなムードで、「はじめて万博」創刊の話題に移ります。
浅越さん:フリーペーパー「はじめて万博」最終号。10月15日に創刊したんですよね?最終号って書いていますよ?
山根さん:そうなんですよ。万博の開催地決定が11月23日ということで、フリーペーパー創刊のコンセプトは「万博を知る」。しかし、開催地決定日まで残り1カ月を切ったところで創刊したので「創刊した瞬間に最終号」というところですね。本当はもうちょっと早くに創刊したかったです(涙笑)
浅越さん:フリーペーパーってもっとライトなものだと思っていたけど、目の前にあるこのフリーペーパー、なかなか内容が充実していて面白いですよ!ページ数も多いよ!何ページですか?
山根さん:24ページです。
わんちゃん:しかもめちゃくちゃカラフルですよね。
吉田さん:めちゃくちゃ印刷を頑張ったんですよね。
「はじめて万博」を制作したキッカケについて山根さんは、「『万博を応援する』という気持ちもありますが、それ以前に、誘致活動や万博開催地など『万博について知らない方が多いのかなあ』と思いまして。『2025年の万博のことを知れるフリーペーパーを作りたかった』というところがキッカケです」と話します。
アンニュイな表情を浮かべる表紙の女性は、モデル・女優として活躍する田中真琴さん。田中さんを見て浅越さんは「色気があるわ」と絶賛。続いて「もし機会あれば、わんちゃんもモデルとして使ってやってください」と、ゲストの2人にわんちゃんを推薦したところ…
わんちゃんを推薦する浅越さん。2人の反応はというと…!?
山根さん:それは適材適所ですよね。
吉田さん:ライトなキャンペーンとか良いですね。
笑顔で「ライトなキャンペーンとか良いですね」と話す吉田さん
と、バッサリ(笑)いやいや!普段ゆる~いわんちゃんですが、1日警察署長などの堅いお仕事もしているんです!その話を聞いて山根さんは「制服を着る仕事の時は良いですよね」と、コメント。果たして、人間さんからわんちゃんに制服を使ったモデルの仕事は来るのか?乞うご期待です!
皆様お待たせしました!いよいよ「はじめて万博」の内容についてじっくりお話しいただきます!
※「『はじめて万博』が手元に無い(涙)」という方は、下記URL先から「はじめて万博」をご覧になりながらレポートをお楽しみくださいませ!
https://hajimete-expo.jp/wp-content/themes/hajimete/img/expo_tabloid.pdf
【1】よく考えると僕たちはあまり万博のことを知らなかった
浅越さん:さっそく中を開いていきますと「よく考えると僕たちはあまり万博のことをあまり知らなかった」と。
吉田さん:このページは、万博の歴史と世界の動きを年表でまとめているんですね。作り始めたときに「そもそも僕らも知らないな」っていう。そこで万博を知るために自分らのためにも調べていって、そして、皆さんにも万博を知ってもらおうっていう。
山根さん:発見が多いと思うんですよね。特に1970年の大阪万博を見てみると入場者数が異常に多い。
浅越さん:そうですよね。6000万人を超えているから。1億人くらいの人口でこれだけ来てるってすごいよね。
浅越さん:大阪万博は「日本有史以来の事件だ」って書かれていますね。
山根さん:僕らはこの時まだ産まれていないのに、このインパクトが今も語り継がれているってすごいと思うんですよね。本当に事件くらいのインパクトがあったんだな、と思います。
【2】1970大阪万博と2005愛・地球博ってどうだった?
山根さん:ここはとんでもないデザインで読みにくい部分はあるんですけど…読むとすごく面白いページで、1970年の大阪万博と2005年の愛・地球博に関わった人、あとは、万博を応援している人だけじゃなくて、万博を応援していない人や、万博を理解していない人にもインタビューしたページになっているんです。話を聞いたメンバーも面白くて!1970年の大阪万博の時にエスコートガイドをした人や、2005年の愛・地球博のイメージキャラクターを描かれたアランジアランゾさんのインタビューも載っています。
わんちゃん:モリゾーとキッコロを作ったの、この方なんですね!はじめて知った!テンション上がる!
【3】ページデザインについて
浅越さん:本当ね、ページをめくるたんびに鮮やかな紙面が飛び込んでくるなぁ!飽きないね。
山根さん:「万博を理解していない方でも、1ページ1ページ読みたくなるように」というのを意識して、仕事ではやらないようなとんでもないデザインにしています。
【4】開催を狙う3ヶ国
浅越さん:11月23日に万博開催地が決まるわけなんですけれども、それぞれ3ヶ国のデータを書いているんですね。アゼルバイジャン・ロシア・日本。これはね、他の国が選ばれても恨みっこ無しですけどね…。
【5】「はじめて万博」後半、クリエイターページについて
吉田さん:前半は「万博を知る」ページ、後半からはクリエイターが勝手に2025年の大阪万博を想像したページになっているんです。
浅越さん:「妄想おみやげ」特集。なんですかこれは(笑)
山根さん:そこは僕たちが担当したページで、「2025年の大阪万博でこんなお土産があったら良いな」というのを想像した特集でして…。万博なので、最新技術と、今回の大阪万博のテーマの「健康」をミックスした、見たことないお土産があったら良いな、と。
例えば「体脂肪クッキー」。体脂肪計で測った数値をもとに、体脂肪率の比率で美味しい部分と不味い部分が、食用3Dプリンターの技術で印字されているクッキーです。
山根さん:罪悪感のあるクッキーみたいな。罪の味がするクッキーです。
また、心斎橋筋商店街を想起させるドラッグストアを模したパッケージで、まんじゅう1つ1つを包んだ「ドラッグまんじゅう」もラジオで紹介しました。
【6】編集後記
山根さん:編集後記は、僕たちのエモーショナルな思いがテキストになっています。是非読んで頂きたいのが、1番最後に今回関わってくれたクリエイターの方の名前を全て載せているんです。
吉田さん:大阪には面白いことを考えるクリエイターが沢山いるのに、あまり知られていなくて。でも、声を掛けたらみんな「やるよ」って言ってくれてみんなで一緒に作ったので…そこがかなりウリですね。
浅越さん:これ…正直結構お金使わないと出来ないですよね…?印刷代とか…。
吉田さん:外車買えるくらいですね。むちゃくちゃ高いんですよ…(苦笑)2社で分担してやっています。そして印刷したものを無料で配っている、と…。
浅越さん:みんな読んで~!(大声)これ、どんな方々に手を取ってほしいですか?
山根さん:今回結構クリエイティブにこだわっているというか、「2025年の万博を面白くしたい」という気持ちもありますし、「面白くするのは大阪のクリエイターだったら良いのに」という想いも強いんですね。 なので、大阪で自発的にこうやって万博を盛り上げようとしている想いが伝われば良いなと思っていて。それが他のクリエイターにも伝われば良いな、と思っています。本当に大阪に良いクリエイターは沢山いるので。
フリーペーパー「はじめて万博」は、心斎橋「ビックステップ」・梅田「ロフト」・全国の「HMV」に置いていますが、好評のため既に無くなっている可能性も…。最新情報はHPに掲載しておりますので要チェックです!(はじめて万博HP:https://hajimete-expo.jp/)
そして!「自他共に認めるラジオ好き」だという山根さんの夢「ラジオでリクエスト曲を流す」瞬間がやってまいりました!(拍手)リクエスト曲は、筋肉少女帯の「踊るダメ人間」。学生時代から筋肉少女帯が好きな山根さん。さらに、曲のタイトルに会社名の「人間」が入っていて、山根さんの応援ソングなのだとか。曲フリもイケボでやっていただきましたよ!(笑)
最後に山根さんからイベントのお知らせです!
山根さん:創刊を記念して「はじめて万博」の展覧会を開催します。場所は、谷町4丁目にある株式会社スターリーワークスのギャラリー(住所:大阪市中央区谷町4丁目3-7)で、期間は11月21日からです。「開催決定に向けて僕らも盛り上げたい」というのと、「フリーペーパーを必ず手に取れる場所があった方が良いな」と思いまして。フリーペーパー後半に、各クリエイターたちが2025年の大阪万博を想像して企画したページがあったかと思うんですけど、さらに6名のクリエイターを迎えて、全11点の展示が並ぶ予定です。
おまけ
浅越さん:どうですか?もうラジオも慣れたもんでしょう。
山根さん:いやそんなことないですよ…!もう頭真っ白で…!
浅越さん:吉田さんはどうですか?吉田さんは落ち着いていますよ!
吉田さん:こんだけ緊張している奴が隣にいると…冷静になるんですね。(山根さんに対して)危ないですよ…眼がイッてますもんね。ちょっと涙目ですもんね?(笑)
浅越さん:結局山根さんは一度も笑顔を見ることが無かった(笑)
山根さん:そうですね。完全に空中を見て止まっていました。「人の目が見られない」そういう性格をしております。
株式会社人間・山根さん、株式会社バイスリー・吉田さん、ご出演いただきありがとうございました!2025年万博開催地決定まであと少し。「はじめて万博」と一緒に、万博開催地決定まで盛り上げていきましょう!次回の放送は11月17日(土)です!皆様お楽しみに!
【番組内紹介曲】
踊るダメ人間 筋肉少女帯
はじめて万博HP:https://hajimete-expo.jp/
はじめて万博展:https://hajimete-expo.peatix.com/
はじめて万博Twitter:https://twitter.com/hajimete_expo
【大阪・関西への万博誘致を応援する番組「WELCOME to OSAKA~EXPO2025」のご紹介】
9月5日にFM OH!で始まった大阪・関西への万博誘致を応援する番組「WELCOME to OSAKA?EXPO2025」。毎週土曜日19時~19時30分に放送され、DJは、お笑い芸人の浅越ゴエさんと元SKE48の犬塚あさなさん(わんちゃん)が務めます。番組では、1970年当時の大阪万博に関するエピソードをはじめ、万博のトリビアやSDGs(持続可能な開発目標)のほか、大阪・関西の「過去・現在・未来」などについてトークを展開します。
FM OH!番組URL
http://www.fmosaka.net/_sites/16783410