大阪商工会議所が「名刺サポーター」募集 大阪万博誘致に向け関西の経済団体などと連携
大阪商工会議所(大阪市中央区本町橋2)が1月4日、「万博・名刺サポーターキャンペーン」を始めた。
大阪商工会議所主催イベント中に名刺を集める様子(船場経済新聞関連画像)
2025年の大阪・関西万博開催に向け、賛同者を募集する同企画。2025年大阪・関西万博に賛同する人の名刺を集める。神戸・京都の商工会議所や関西の経済団体と合同で行う。
2025年万博開催候補地は現在、日本(大阪)のほか、フランス、ロシア、アゼルバイジャンが名乗りを上げている。開催地は11月に博覧会国際事務局(BIE)の総会で決定するが、国内での万博へ向けた機運の盛り上がりも大事な指標になるという。
集めた名刺の数は、賛同者の署名や「2025 日本万国博覧会誘致委員会」の加入者数と共にBIEへ報告する。誘致委員会員はWEB上の登録ページから誰でも無料で加入できる。地域振興部課長の高田周平さんは「国内で多くの人から賛同を得ていることのアピール材料にしたい。限られた期間になるべく多くの名刺を集めたい」と意気込む。
2月中旬ごろまでの期間中、同所が開催する新年会などのイベントで名刺を集めるほか、同所1階エントランスに名刺募集箱を設置し、投函を呼び掛ける。会員企業・団体には、社員・職員への協力呼び掛けや名刺募集箱の設置、会合・イベントでの協力呼び掛けを依頼するという。(取材協力=船場経済新聞)