大阪・関西万博に「お化け」テーマのパビリオン 日本ガス協会が出展
一般社団法人日本ガス協会(東京都港区)は3月23日、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの概要を発表した。
「カーボンニュートラルな火」をイメージしたライトアップ
パビリオンの名称は、「ガスパビリオン おばけワンダーランド」。「化けろ、未来!」をコンセプトに、「化ける」を象徴するお化けのキャラクターが登場し、子どもが楽しみながら地球環境問題や未来社会について学び、考える展示を予定する。
建物は、細長い三角形を組み合わせたデザインで、外壁は鏡面の膜で覆う。膜に風景が映り込むことで、見る時間や天候、位置によってさまざまな表情に変化する。膜材には、大阪ガス(大阪市中央区)が開発した放射冷却素材「SPACECOOL」を使い、エネルギーを用いず館内を外気温よりも低温に保つことができるという。
夜間はライトアップを行い、「ガス業界の未来への挑戦でもある『カーボンニュートラルな火』」を演出する。