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大阪・関西万博、「日の出」を表すオランダパビリオン 水からエネルギー生成

大阪・関西万博、「日の出」を表すオランダパビリオン 水からエネルギー生成

大きな球体が特徴のオランダパビリオンの外観イメージ© Plomp

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 オランダが6月5日、梅田のインターコンチネンタルホテル大阪(大阪市北区大深町)で2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの概要を発表した。

握手を交わすマーク・カウパース総領事と吉村洋文府知事

 「A New Dawn 新たな幕開け」と題したパビリオンは、高さ約9.5メートル、幅約40メートル、奥行き約15メートルの建物の中心に、直径約11メートルの「日の出」を表す太陽をイメージした球体を設置する特徴あるデザイン。球体は終日ライトアップされ、来場者は中に入ることができる。2階建てと3階建てを組み合わせた構造で、延べ床面積は1185平方メートル。

 メインテーマは、共に分かち合い、新しい価値を生み出すことを意味する「コモングラウンド(共創の礎)」。館内では、水から水素など再生可能なクリーンエネルギーを生成する新技術を展示するという。

 在大阪オランダ王国総領事のマーク・カウパースさんは「異なる視点、専門知識、アイデアを組み合わせることで、グローバルな課題に対し革新的ですぐに活用可能な解決策を生み出すことができると信じている。パビリオンでは、水が持つ素晴らしいパワーを利用する技術を紹介したい。化石燃料への依存をなくすための新しい技術になるかもしれない」と話す。

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