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留学生がSDGs達成に向け企業にプレゼン 関大梅田キャンパスで

留学生がSDGs達成に向け企業にプレゼン 関大梅田キャンパスで

企業に対しプレゼンテーションを行う留学生

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 関西大学梅田キャンパス(大阪市北区鶴野町1)で6月11日、外国人留学生と企業がSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けてともに考えるプログラム「SUCCESS-Osaka Future Design」が開催された。

当日は約100人が参加

 同プログラムは、関西大学が中心となって展開している文部科学省委託事業・留学生就職促進プログラム「SUCCESS-Osaka」と、2025年日本万国博覧会誘致委員会が共同で行っているSDGs達成に向けて考えるプログラム。

 今回の狙いは、万博の柱の一つであるSDGsに対して理解を深め、各社の持つ技術や取り組みが、世界に貢献し得る可能性があることを認識してもらうこと。当日は、参加企業や留学生など約100人が参加。プログラムは、3部で構成され、1部では、SDGs達成が生み出す日本企業の新たなビジネス創出や、外国人材活用のポイントなどの講演を企業に向けて開催した。

 2部では、10チーム約20人の外国人留学生が参加企業に対し、母国の社会課題を解決するためのアイデアをテーマにプレゼンテーションを行った。台湾出身のリ・イーケンさんは、雇用問題をテーマにアイデアを提案。今回のプレゼンテーションのために約1カ月間準備をしてきたという。3部の座談会・親睦会では、プレゼンテーションのテーマに沿って10ブースに分かれ、参加者ら全員で座談会を行った。

 プレゼンテーションを終え、リさんは「みなさんが興味を持って聞いてくれてとてもうれしかった。課題解決への希望が見えた気がした」と満足げに話した。

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