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大阪・関西万博、民間パビリオン構想発表会第2弾 笑い・食・ガンダムテーマに

大阪・関西万博、民間パビリオン構想発表会第2弾 笑い・食・ガンダムテーマに

吉本興業HDの「ワライミライ館」 ©吉本興業

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 2025年日本国際博覧会協会が10月19日、大阪・関西万博に出展する民間パビリオンの第2弾となる構想発表会を開催した。

大阪外食産業協会の「宴~UTAGE~」

 民間パビリオンとして出展する13企業・団体のうち6者が構想を発表した。参加したのは、吉本興業ホールディングス、大阪外食産業協会、パソナグループ、バンダイナムコホールディングス、飯田ホールディングス、ゼリ・ジャパン。7者が先行発表した今月4日に続き、全ての出展者の構想が出そろった。

 吉本興業ホールディングスの「ワライミライ館」は、丘の上に直径約20メートルの笑顔の球体を設置した特徴あるエントランスに隣接する広場で、所属タレントによるショーや体験型のコンテンツを用意する。大阪外食産業協会の「宴~UTAGE~」は、のれんをモチーフにした外観デザインで、「天下の台所」と呼ばれる大阪の食文化を発信し、大阪の新名物を発表するという。

 パソナグループの「PASONA NATUREVERSE」は、巻き貝とアンモナイトを組み合わせた形状の建物に「命の歴史や未来の可能性」を表現する「生命進化の樹」「iPS細胞」などを展示。館内を案内役として漫画家・手塚治虫の「鉄腕アトム」と「ブラック・ジャック」が登場する。バンダイナムコホールディングスの「GUNDAM NEXT FUTURE PABILION」では、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」を展示の軸とし、未来社会の課題解決に向けてガンダムと人類が共存する未来を描く。

 大阪公立大学と共同で出展する飯田ホールディングスは、西陣織を全面に施した外観デザインのパビリオンを建設。ゼリ・ジャパンは「BLUE OCEAN DOME」と題し、海洋資源の持続的活用と海洋生物系の保護をテーマにした展示を行う。

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