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大阪・関西万博にフードコート「大阪のれんめぐり」 12店が大阪グルメ提供

大阪・関西万博にフードコート「大阪のれんめぐり」 12店が大阪グルメ提供

飲食エリア「大阪のれんめぐり~食と祭のEXPO~」の内観(イメージ)

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 大阪市内に店舗を構える飲食店12店舗が、2025年大阪・関西万博のフードコート「大阪のれんめぐり~食と祭のEXPO~」に出店する。

エリア入口にねぶた作品を設置(イメージ)

 広さは約2000平方メートルで、万博会場内で最大面積のフードコートとなる。大阪の食と日本の祭をテーマに、道頓堀を中心に大阪市内の飲食店12店舗がグルメやスイーツを販売。テーブル1000席を設ける。1日1万5000食以上の販売を目指す。

 出店するのは、「たこ家道頓堀くくる」(たこ焼き)、「らぽっぽファーム」(いもスイーツ)、「クンテープ」(タイ料理)、「大阪新世界元祖串カツだるま」(串カツ)、「黒毛和牛一頭買い焼肉道頓堀みつる」(焼き肉)、「豚かつ牛かつくれおーる」(とんかつ)、「どうとんぼり神座」(ラーメン)、「ねぎ焼やまもと」(ねぎ焼き)、「道頓堀 鉄板ステーキ豊島家」(鉄板焼き)、「大阪王将」(チャーハン・ギョーザ)、「大起水産回転寿司」(すし)、「世界で1番おいしいパン屋~知らんけど~」(ベーカリー)の12店舗。このほか、大阪府内の市町村が2週間ごとに入れ替わり特産品やグルメを販売するイベントブースも設ける。

 メニューは、「たこ家道頓堀くくる」のたこ焼き、「黒毛和牛一頭買い焼肉道頓堀みつる」の黒毛和牛を使ったカレーや牛肉重、「豚かつ牛かつくれおーる」の牛かつ丼やとんかつ丼、「どうとんぼり神座」の看板メニュー「おいしいラーメン」などを販売する。

 エリア入り口には、女性ねぶた師・北村麻子さんの青森ねぶた祭2024大賞受賞作品「鬼子母神(きしもじん)」を設置。店頭には、北村さんが制作した各店のシンボルマークをかたどったねぶたを装飾する。

 「未来社会の実験場」という同万博のコンセプトの下、持続可能な取り組みとしてエリア案内やホールサービス、清掃はロボットが行い、エリアスタッフは来場客へのおもてなしや接客に注力できるよう工夫する。このほか、フードロス削減やリユース素材で作られた容器での提供などに取り組む。

 「くくる」の永尾俊一社長は「くくるでは、たこ焼きを焼くお手伝いロボットの導入も計画している。道頓堀や十三などの名店が集結した、万博を代表するグルメスポットにしていきたい」と意気込む。「だるま」の上山勝也社長は「『ほんまもん』の大阪グルメが一堂にそろうエリアになっている。老若男女問わず、多くの人に大阪名物を楽しんでもらえれば」と話す。

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