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大阪・関西万博で「英国ナショナルデー」 軍楽隊と和太鼓のコラボステージも

大阪・関西万博で「英国ナショナルデー」 軍楽隊と和太鼓のコラボステージも

「レイガーデン」で行われた式典の様子

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 英国の魅力発信イベント「英国ナショナルデー」が5月22日、2025年大阪・関西万博会場内で開催された。

軍楽隊と和太鼓のコラボパフォーマンス

 「ナショナルデー」は、同万博に参加する国が週替わりで自国の文化をアピールするイベント。EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」では式典が行われ、2025年日本国際博覧会政府代表・羽田浩二さんや英国の文化・メディア・スポーツ大臣、リサ・ナンディさん、吉村洋文大阪府知事らが出席。来賓として三笠宮彬子女王殿下も臨席された。

 ナンディさんは「伝統と革新が融合する多様性に富んだ『アイデアの国』英国を、皆さんにお見せする。万博、英国パビリオンを訪れる全ての人々に、世界とのつながりや新たなアイデア、パートナーを見つけるきっかけを提供できれば」とあいさつ。その後、スコットランドで毎年8月に開催されるイベント「ザ・ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー」に出演している軍楽隊と日本の和太鼓グループ「宮本卯之助商店」がコラボパフォーマンスを披露した。

 英国パビリオン内の庭園では、「ピーターラビット」「ひつじのショーン」「パディントン」など同国の人気キャラクターや万博公式キャラクター「ミャクミャク」が登場し、来場者らは撮影を楽しんだ。大屋根リングの上で開催したパレードでは、スカート状の伝統衣装「キルト」をまとった軍楽隊がバグパイプやスネアドラムなどを演奏しながら練り歩いた。

 英国パビリオンは「ともに未来をつくろう」をテーマに、積み木のキャラクター「PIX(ピックス)」の案内の下、英国の文化や化学、イノベーションを紹介する。外観は、積み木を重ねたような見た目が特徴。

 (取材協力=大阪ベイ経済新聞)

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