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パナソニックミュージアムで大阪万博企画展 「松下館」の展示を振り返る

パナソニックミュージアムで大阪万博企画展 「松下館」の展示を振り返る

「松下幸之助歴史館」での展示の様子

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 門真市のパナソニックミュージアム(門真市大字門真)で7月14日、企画展「大阪万博EXPO'70-よみがえる松下館と万博が描いた未来-」が始まった。運営はパナソニック(同)。

「タイムカプセル」の中身約200点

 パナソニックミュージアムを構成する「松下幸之助歴史館」と「ものづくりイズム館」の2会場で開く同展。「万博誘致に向けて、大阪に根付いている当社だからこそできることがしたい」と企画した。

「松下幸之助歴史館」では、1970年の大阪万博に同社が「松下館」として出展した内容を振り返る。貴重な当時のチケットやパンフレットを展示するほか、「松下館」をCGで再現した映像も。万博開催前から開催後までをパネルで展示する。当時の「松下館記念スタンプ」も再現した。

「ものづくりイズム館」では、「松下館」の目玉となった5000年後の未来に向けた「タイムカプセル」の中身2098点のうち、約200点の同様の品を展示。当時のお札やファッションのほか、胃カメラなど見ることができる。通常は大阪歴史博物館に所蔵しており、今回の展示は最大規模となる。万博開催から今の技術の変化を表す展示では、携帯電話と電気自転車を当時と今を比較して展示。

 期間中、土曜・祝日・特別開館日は「万博スペシャルガイドツアー」を開催。1日2回(11時30分~・16時~)で定員は各20人。ウェブ上で申し込みを受け付け、申し込み多数の場合は抽選。見どころをスタッフが案内するほか、当時大きな話題になった「人間洗濯機」を同ガイドでのみ見学が可能となる。

 同社企画担当の川原陽子さんは「始まってからは、ご高齢の方は懐かしそうに、お子さまは珍しがって、それぞれ楽しんでいる様子。この展示で万博誘致の機運を盛り上げられたら」と話す。

 営業時間は9時~17時。日曜休館(8月12日は特別開館)。入館無料。

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