万博会場のタイ料理店「クンテープ」、マンゴーかき氷など好調
大阪・関西万博のサステナブルフードコートに出店するタイ料理店「クンテープ」がオープンして約2カ月がたった。
濃厚!マンゴーかき氷
クンテープは1992(平成4)年に大阪・日本橋で創業したタイ人シェフが腕を振るうタイ国政府認定のタイ料理レストラン。現在は、道頓堀に本店を置き、梅田・ルクア大阪、東京・虎ノ門ヒルズなど全国5カ所に店舗を展開する。4月13日からは、大阪・関西万博の西ゲートゾーン近くにあるサステナブルフードコート「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」に出店し、さまざまなタイ料理を提供している。
直近では気温が上がるのに合わせて「濃厚! マンゴーかき氷」(1,480円)が好調で、売り切れる日もあるという。もともと毎年出店しているタイフェスティバルで提供していたメニューだが、万博会場では複数人での来店も多いと想定し、1.5倍の量で提供。氷の上にマンゴーソースをかけ、一口大のマンゴー果肉を約10個のせる。
会場ではこのほか、タイの焼きそば「パッタイ」と豚ひき肉と野菜を炒め、ナンプラーで味付けした「ガパオライス」のセット(2,280円)や、パッタイと鶏スープで炊いたご飯の上に蒸し鶏をのせた「カオマンガイ」のセット(2,380円)も人気だという。クンテープ(中央区)の川北昌紀社長は「『せっかく万博に来たのだから、海外の料理を食べよう』と思う人が多い印象」と話す。
川北社長は「10年前ならタイ料理を求めて人が並ぶ光景は考えられなかった。エステや辛い食べ物もあり、旅行先として人気になっていることも後押ししているのでは」と話す。
営業時間は9時~21時。10月31日まで。