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大阪・関西万博で「万博体操」 ミャクミャクに扮する園児60人が披露

大阪・関西万博で「万博体操」 ミャクミャクに扮する園児60人が披露

手作りのミャクミャクお面を着けて「万博体操」を披露

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 春日東野幼稚園(枚方市)の園児60人による「万博体操~きみの笑顔がすきだから~」が7月13日、2025年大阪・関西万博の「ポップアップステージ北」で披露された。

大勢の観客が見守る中で「万博体操」を披露する園児

 万博体操は、同園とコスモスポーツクラブが共同で企画発案。コロナ収束後に園児の体力低下を危惧したことをきっかけに昨年6月に始動し、今年3月に完成した。谷野智英子副園長は「大阪で開催される万博に合わせ、万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』の下、年齢や国籍、障害の有無を問わず、誰でも楽しめる体操を目指した」と話す。

 当日は、イベント「夢洲万博祭り~日本全国47都道府県盆踊りチャレンジ!~」に4歳児クラスの園児60人が2回に分かれて出演した。園児は、紙袋と色画用紙で手作りした万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のお面を着けて登場。音楽のリズムに合わせて、動きをそろえた万博体操を披露し、会場を盛り上げた。このほか、「太陽の塔」や「京阪電車」と名付けられた組み体操の技も披露した。

 万博体操の振り付けや曲の作詞作曲も手がけたコスモスポーツクラブの関西・西日本事業部長の関内健さんは「今日のステージに向け3カ月の間、練習を重ねた。大勢の前で演技したのは初めてだったが、これまでの一番いい演技ができていた。よく頑張ったと褒めてあげたい」と振り返る。谷野さんは「園児たちは演技をやり切ったことで自信が付き、一回りも二回りも成長できたのでは」と話す。

 7月26日にも、ポップアップステージ北で5歳児クラスによる「万博体操」などを披露する。

 (取材協力=大阪ベイ経済新聞)

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