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大阪駅で「カラダ測定サービス」 万博展示引き継ぎ、「ヘルスケア身近に」

大阪駅で「カラダ測定サービス」 万博展示引き継ぎ、「ヘルスケア身近に」

約8分で肌年齢や血管年齢などを測定できる「カラダ測定ポッド」

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 健康データ測定サービス「DotHealth(ドットヘルス) カラダ測定サービス」が11月27日から、JR大阪駅中央コンコースのヘルスケアサロン「DotHealth OSAKA」(大阪市北区梅田3)で始まる。

「カラダ測定ポッド」内部の様子

 JR西日本(大阪市北区)、BIPROGY(東京都江東区)、博報堂(港区)からなる「PHRコネクト共同企業体」が手がける同サービス。サービスに活用する健康データ測定機器「カラダ測定ポッド」は、2025年大阪・関西万博会場内「大阪ヘルスケアパビリオン」での展示に向けて開発され、万博会場や大阪市内の駅構内5カ所に設置されていた。今回、「DotHealth OSAKA」のほか、JR大阪駅のうめきた地下口や新大阪駅、天王寺駅、岸部駅の全5カ所でサービスを提供する。

 利用方法や測定項目は万博時とほぼ同じ。着衣のまま箱形ブースに入り、音声案内に従って操作すると、約8分で肌年齢や血管年齢などの「カラダ測定年齢」が表示されるほか、6項目48種類の健康データが測定される。測定されたデータは専用ウェブアプリで確認できる。「DotHealth OSAKA」では、気になる測定項目や健康習慣などについてヒアリングするサービスを、新たに提供する。

 JR西日本デジタルソリューション本部の畑康介さんは「これまでの利用者アンケートを基に、脳認知の測定機能を向上させている。今後は、他の駅やコンビニエンスストアなどに展開していく。定期的に健康データを測定してもらうことで、日常的にヘルスケア管理に取り組んでほしい」と話す。

 利用には専用ウェブアプリの登録が必要。11月~12月は利用無料、来年1月~3月は3カ月間使い放題で1,320円。来年4月以降の運用は未定。

 (取材協力=梅田経済新聞)

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