道頓堀でET-KINGが大阪万博誘致ライブ 万博応援歌「この街の空」披露
大阪・ミナミの道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で3月8日、イベント「道頓堀ウエルカム春フェスタ2018~がんばろう!大阪万博誘致~」が行われ、ヒップホップグループ「ET-KING」が万博応援歌「この街の空」を披露した。
「この街の空」への思いを語るコシバKENさん(なんば経済新聞関連画像)
2025年の国際博覧会(万博)の大阪開催を目指す大阪府による誘致イベントの一環。万博開催誘致に向けて応援歌を作成したのは、1999年に大阪で結成し、大阪を拠点に活動しているET-KING。関西弁を中心とする歌詞が特徴で、一時期は大国町でメンバー全員が共同生活をしていたなどのエピソードも。今回「大阪に恩返しがしたい」とET-KINGが府に呼び掛け、同企画が実現した。
万博応援歌のタイトルは「この街の空」。約5分間の曲中には「前に前に信じていこう」「何度も何度でもここで俺たちは強くなれる」などの前向きな歌詞がつづられ、夢を追う人を応援する歌に仕上げた。コシバKENさんは「悲しい別れとか、辛いことがいっぱいあったけど、辛い時見上げたら大阪の空があって、いつも励ましてもらった。夢を追いかけている奴らに届けたい、同時に自分たちにも向けた応援歌を作ることができた」と、同曲への思いを語った。
イベントには悪天候にも関わらず約3000人が駆け付けた。イベント中はBIE・博覧会国際事務局の調査団が船内クルーズを体験し、会場全体が歓迎ムードに包まれる場面も。ET-KINGライブでは「この街の空」のほかにも「ギフト」や「愛しい人へ」など人気曲を含む全3曲を披露。ライブ終盤には「みんなで盛り上げて大阪に万博を呼びましょう」と呼びかけ、幕を閉じた。(取材協力=なんば経済新聞)