大阪・南港で大阪万博の誘致議連総会 「関西のど根性を見せる」と二階幹事長
大阪・南港の「大阪府咲洲庁舎」(大阪市住之江区南港北1)で7月26日、万博誘致を目指す国会議員連盟の総会が開催された。
2025年に開催される国際博覧会(万博)を、大阪で実現させるための誘致活動取り組みの一環。冒頭、連盟会長を務める二階俊博幹事長が「関西のど根性を見せてやろうじゃありませんか」と、集まった国会議員や関西の財界関係者ら約400人に向けてあいさつ。誘致活動報告や議員外交の状況、国内の機運醸成について話し合い、大阪の万博誘致に向けて積極的に活動してくことを確認した。
総会に先立ち開催された「万博誘致セミナー」では、基調講演に大阪府立大学特別教授の橋爪紳也さんが登壇。パネルディスカッションでは、大阪府の松井一郎知事や、大阪商工会議所の西村貞一副会頭、よしもと芸人のハイヒール・リンゴさんが登壇し、意見を交わした。リンゴさんは「化粧が落ちないパウダールームを作ってほしい」と、女性ならではのアイデアを提案。松井知事は「技術力を駆使して、20歳ぐらい若返るような万博にしたい」と意気込みを見せた。
万博開催地は、来年11月に世界約170カ国の投票によって決まる予定。(取材協力=大阪ベイ経済新聞)