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夢洲を新しい大阪の活力拠点に 55階建ての「夢洲駅タワービル」建設も

夢洲を新しい大阪の活力拠点に 55階建ての「夢洲駅タワービル」建設も

夢洲駅タワービル(画像提供:大阪メトロ)

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 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)が12月20日、中期経営計画(2018~2024年度)の実現に向けた方針として、2025年大阪万博の開催地・夢洲の開発および地下空間の大規模改革の構想を発表した。

「開放的で出会いの予感に満ちた駅」がコンセプトの夢洲駅(画像提供:大阪メトロ)

 中央線を延伸して建設する新駅「夢洲」駅は、「開放的で出会いの予感に満ちた駅」がコンセプト。駅には55階建て・高さ約275メートルの複合高層ビル「夢洲駅タワービル」を建設。外観は「多様性が活力を生み出し、それが流れ出して、大阪の地下水脈となって大阪全体に染み出す象徴」を表現。ビル内には、「スタートアップターミナル」「アーティストターミナル」を作り、新しいものづくりを支援するという。コワーキング・ネットワーキングスペースや、アート・テクノロジーホテルも設ける予定。最上階には展望台も。

 多様な出会いを支える「社会生活インフラ」と、新しい大阪らしさに出会えるエキサイティングな「活力インフラ」を目指すため、駅や車両、地下街を含む地下空間の大規模改革や、新たな機能・サービスアップの実現を目指す構想を発表した同社。梅田駅や新大阪駅など御堂筋駅9駅、中央駅6駅の主要駅のリニューアルを2024年度までに完了する予定。

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