「1人でも多くの若者が主役に」、「WAKAZO」が万博への思い熱く大阪府庁訪問
2025年大阪・関西万博で若者によるパビリオン設置を目指すグループ「WAKAZO(ワカゾー)」が2月4日、大阪府庁(大阪市中央区大手前2)の松井一郎知事を表敬訪問した。
万博への思いを語る塩田さん
関西の医学生グループを母体に、30歳以下のメンバーで構成する「WAKAZO」。BIE(博覧会国際事務局)総会でのプレゼンテーションにも参加するなど、大阪・関西万博誘致に大きく貢献した。
この日は、WAKAZO名誉顧問の塩田悠人さんや、同執行代表の川竹絢子さん、プロジェクトリーダーの石井一貴さん、渉外担当の小野菜々子さんの4人がWAKAZOのシャツを着て、松井知事を表敬訪問した。
はじめに、塩田さんが「世界中の若者が一人でも多く主役になれる万博を目指したい」とあいさつ。川竹さんが、WAKAZOのビジョンやミッションについて説明した後、実際にパビリオン内を体験してもらう「インスタレーション展示」の構想や、2021年に中之島に「WAKAZOラボ」を開設するなど、今後の活動方針を松井知事に説明した。
「WAKAZOが、万博で活躍したい世界中の若者のプラットホームになるような存在を目指したい」と川竹さん。松井知事は「ぜひ今のアイデアをまとめて、われわれ世代にも分かりやすく見せてもらえたら」と期待を寄せる。