1970年大阪万博50周年記念式典 コブクロ25年大阪万博公式ソングも決定
「1970年大阪万博50周年記念セレモニー」が10月10日、万博記念公園(吹田市千里万博公園1)「お祭り広場」で開催された。
25年万博公式ソングが決まった瞬間
大阪万博50周年を記念して開催された同セレモニーは、2025年大阪・関西万博に向けて機運を高める狙いで開催。オープニングでは、関西大学応援団吹奏楽部による演奏のほか、ダンスパフォーマンス「アカネキカク2025万博ダンス」で華々しく開幕。会場を一気に湧かせた。
冒頭、吉村洋文大阪府知事や松井一郎大阪市長のほか、後藤圭二吹田市長、松元正義関西経済連合会会長があいさつ。吉村知事は「1970年万博では未来社会へのワクワクがあった。前を向いてワクワクするような2025年万博を実現したい」と語り、松井市長は「1970年大阪万博で初めて、ファストフードを食べて感動した」など、当時の思い出を振り返った。
続いて、大阪万博をオマージュしたパフォーマンスとして、当時パビリオンで来場客をもてなしたホステスのユニホームを復刻。当時の写真やエピソードを盛り込みながら、ホステス21人がパレードを行った。パレードには、ユニホームをデザインしたコシノジュンコさんも登場。ユニホームデザインのエピソードを語るなどして会場を盛り上げた。
パレードの後、2025年日本国際博覧会アンバサダーのアーティスト・コブクロが登場しトークセッションを開催。吉村知事と松井市長らと軽快なトークを交わすうち、「音楽でできることがあれば何でも」と話すコブクロの2人に、松井市長が「今、言いましたね」「25年万博テーマソング、コブクロさん!」と畳みかけ、会場からは拍手が湧き起こった。その後、井上信治国際博覧会協会担当大臣が「この場でいきなり公式テーマソングが決まっちゃいました」と快諾した。
フィナーレでは、会場全員で「世界の国からこんにちは」を合唱。会場が一つになり、1970年大阪万博に思いをはせた。