大阪・関西万博の登録申請がBIE総会で承認 招致活動本格始動
2025年大阪・関西万博の公式ロゴマーク
博覧会国際事務局(BIE)の総会で12月1日、日本政府が提出していた2025年大阪・関西万博の登録申請書が承認された。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、半年開催が遅れた第167回BIE総会はオンラインで開催された。登録申請書は昨年12月27日にBIEに提出し、テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」や会場整備など8つの章から構成され、開催計画を示したもの。
承認を受け、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(大阪市住之江区)は、万博開催に向け、準備を本格化させる。150カ国を目標とする、万博会場にパビリオンを設営して展示を行う参加国や国際機関の招致活動など、在外公館を通じた働き掛けを行う。
同協会の石毛博行事務総長は「多くの国と共に創り、世界とつながる万博の実現に向け、政府、自治体、経済界などと協力して、本日より各国への参加招請活動を精力的に進めていきたい」と意気込みを語った。