大阪・関西万博の公式キャラクターデザイン、11月募集開始 プロ・アマ問わず
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が10月15日、大阪・関西万博の公式キャラクターデザイン公募について、詳細を発表した。
応募するに当たり、プロ・アマ関係なく経歴や受賞歴も問わない。個人またはグループ(10人以内)で応募できるが、1人(1グループ)1点までと制限を設ける。1人が個人・グループの両方で応募する場合は合計2点まで応募できる。応募期間は11月1日~12月1日で、専用サイトで受け付ける。
審査は全6回で、形式要件の確認、著作権調査、選考委員会による絞り込みなどを経て決定する。選考委員会は、公式ロゴをデザインしたシマダタモツさん、歌手の中川翔子さんや、ゲームデザイナーの堀井雄二さんなど11人で構成。発表は2022年春を予定する。
ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)で開かれた記者発表会で、大阪・関西万博アンバサダーで歌舞伎役者の松本幸四郎さんは「歌舞伎には『型』が存在し、公式キャラクターというのもそのようなものだと捉えている。未来に語り継がれるような象徴になれば」と話した。事務総長の石毛博行さんは「キャラクターは着ぐるみなど立体的な利用を考えている。楽しさ、面白さが詰まった明るいキャラクターになれば」と期待する。