大阪・関西万博、公式キャラクターの愛称募集開始 「万博参加への第一歩を」
公益社団法人「2025年日本国際博覧会協会」は4月26日、大阪・関西万博公式キャラクターの愛称の一般公募を始めた。
「水の都」をイメージした公式キャラクター
応募に当たり、プロ・アマを問わず、年齢制限も設けない。応募は個人のみで、1人2点まで。愛称案はひらがなとカタカナの表記に限り、コンセプトと共に応募する。5月16日まで専用サイトで受け付ける。5段階にわたる審査を経て、今夏、コピーライターや言語学者などで構成するキャラクター愛称選考委員会が最優秀作品を決定する。考案者には賞金30万円を贈呈する。
大阪商工会議所(大阪市中央区)で開催された記者会見で、石毛博行事務総長は「ダイナミックで今にも動き出しそうなキャラクターに愛称を付け、命を吹き込んでほしい。愛称の提案が、万博への参加の第一歩になる」と応募を呼びかけた。
公式キャラクターは3月22日、1898点の応募作品から選ばれた。「水の都」と呼ばれる大阪から着想を得て、水をイメージしたキャラクターと赤い球体が連なったロゴマークを合わせたデザイン。青い体の部分は定まった形はなく、変幻自在なデザインが評価された。