大阪・関西万博、ボランティア2万人募集開始 夢洲会場や大阪の街で活動
2025年日本国際博覧会協会と大阪府、大阪市は1月26日、大阪・関西万博の会期中(2025年4月13日~10月13日)に活動するボランティアの募集を始めた。
ボランティアセンター看板除幕セレモニー
募集するのは、夢洲の万博会場で来場者の案内や美化活動、施設の運営補助を行う「会場ボランティア」と主要駅や空港で交通・観光情報の案内、会場内の「大阪ヘルスケアパビリオン」で観覧サポートを行う「大阪まちボランティア」の2種類で、それぞれ約1万人。応募はウェブか郵送で4月30日までで受け付け、面談を経て、8月下旬に結果を通知する。
応募要件は、来年4月1日時点で満18歳以上かつ、日本語による会話ができ、5日間以上活動することなど。個人または2~4人のグループで応募できる。活動時にはユニホームを貸与し、交通費や食費として1日当たり2,000円相当を支給する。
募集開始日の26日には、船場センタービル2号館(大阪市中央区船場中央1)地下1階に「大阪・関西万博ボランティアセンター」を開設。応募期間中は、応募手続きのサポートや相談に対応する。ボランティアセンター看板除幕セレモニーに参加した吉村洋文大阪府知事は「万博をつくり上げるのはボランティアの皆さん。一生に一度しかない経験になると思う。多くの人に参加してほしい」と呼びかけた。