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住之江の大和川河川敷に「ミャクミャク」陶板画 地元高校生らが制作

住之江の大和川河川敷に「ミャクミャク」陶板画 地元高校生らが制作

除幕式には「ミャクミャク」も駆け付けた

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 2025年大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」を描いた陶板画の除幕式が3月3日、住之江区平林の大和川河川敷で行われた。

体や手が立体的な陶板画

 大和川の再生を目指し、河川敷の堤防壁面約300メートルにわたって陶板画を装飾する活動の一環。4月に開催1年前を迎える同万博へ向け、大阪府立港南造形高校(大阪市住之江区南港東2)陶芸部に所属する約30人の生徒が「ミャクミャク」の陶板画を制作した。除幕式には、同校の生徒約10人のほか、「ミャクミャク」も駆け付けた。

 陶板画は4種類で、大きさはそれぞれ縦約80センチ、横約60センチ。ミャクミャクが手を広げたり、飛んだりする様子を、赤と青、白で表現する。体や手を立体的に制作することで、触ったときにも楽しんでもらえるよう工夫した。

 陶芸部元部長で制作をメインで進めた3年生の堀十和子さんは「ミャクミャクの鮮やかな色合いや立体感を表現するのに、特に苦労した。1年かけて制作し、無事に設置されたのを見て達成感でいっぱい。2025年の万博開幕が楽しみ」と話す。

(取材協力=大阪ベイ経済新聞)

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