ドバイ万国博覧会の日本館で起工式 折り紙から発想得た外観に
ドバイ万博会場内の日本館建設予定地で8月26日、ドバイ万国日本館の起工式が行われた。
日本館（イメージ）
起工式には中島明彦駐アラブ首長国連邦透明全権大使、梅澤彰馬在ドバイ総領事、中村富安2020年ドバイ国際博覧会陳列区域日本政府代表、ナジーブ・アルアリ・ドバイ万博公社事務局長らが出席し、くわ入れを行った。
中村政府代表は「ドバイ万博の日本館においては、日本と中東のつながり、持続可能性をテーマとして取り入れて設計している。ドバイ万博日本館を結節点として、2020年ドバイ万博のレガシーを2025年の大阪万博へつなげていきたい」と話した。
日本館の正面デザインはアラベスクと麻の葉文様のパターンを組み合わせたもので、日本と中東の長い歴史のつながりを表現する。折り紙から発想を得た立体的な外観で、中東の伝統的な建築に見られる風を取り入れるための「バードギール」や打ち水の技術を採用し、環境に優しい冷却システムを用いる。
