万博で「地方創生SDGsフェス」 「桃太郎電鉄」とコラボ、52自治体参加
「地方創生SDGsフェス」が5月28日、2025年大阪・関西万博会場内のEXPOメッセ「WASSE」で始まった。
「桃太郎電鉄」の装飾を施す会場
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コナミのゲーム「桃太郎電鉄」とコラボし、日本全国の地方創生とSDGsに関する取り組みを楽しく知ってもらおうと内閣府が開催する同イベント。線路や駅名標など同ゲームの装飾を施した会場に、52自治体がブースを出展。来場者には、会場専用アプリを用いて各ブースを巡り、ゲーム内のポイントを増やしてもらう。
島根・松江市は、「八重垣神社」の「鏡の池」のレプリカを設置し、10円玉と紙を池に落とす「ご縁占い」体験を用意する。熊本・南小国町は、特産の小国杉で作った大型マシンで同町の特産品などを進呈するガチャ企画と謎解きクリエーター・松丸亮吾さんが考案した謎解きイベントを用意する。
会場内のステージでは、よしもと芸人や鉄道好きタレント、ご当地アイドルなどによるライブステージも展開する。
28日には、同イベントPR大使でお笑いコンビ・ミルクボーイや内閣府地方創生推進事務局の石坂聡さん、同ゲームのシニアプロデューサー・岡村憲明さんらが登場。「桃鉄シリーズを遊んだ人に地域創生、SDGsに興味を持ってもらうにはどうすればいいかを考えながら準備した。このイベントが、実際に現地を訪れるきっかけになれば」と岡村さん。「桃鉄」好きというミルクボーイの内海崇さんは「会場に桃鉄の世界観が広がっていてテンションが上がる。期間中たくさんの人に楽しんでほしい」と話していた。
開催時間は10時~20時。6月1日まで。
(取材協力=大阪ベイ経済新聞)