万博・オーストリア館にワルツ「聞かせた」獺祭 ロブマイヤーが専用グラス製作
日本酒「獺祭(だっさい)」を製造する獺祭(山口県岩国市)が5月22日、大阪・関西万博のオーストリアパビリオンで、ワルツを流して造った日本酒「獺祭 未来を作曲」の販売を始めた。
ワルツを聞かせた「獺祭 未来を作曲」
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オーストリア側の提案から始まった同企画。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーによる「フィルハーモニック・テイスト」と、日本センチュリー交響楽団が演奏したヨハン・シュトラウスII世の「入り江のワルツ」を一つの楽曲として編集した曲を、発酵段階の獺祭のタンクに「聞かせて」仕上げた。
価格は720ミリリットル入りで8,000円。会期終了まで販売する。
同博覧会にシャンデリアなどを出展しているオーストリアのガラス工芸メーカー「ロブマイヤー」や、磁器メーカー「アウガルテン」も今回の取り組みに賛同。獺祭のロゴマークが付いた専用酒器の販売を予定する。