桜島駅でJR西の万博ラッピング列車がラストラン 「イコちゃん」見送る
JR西日本の「大阪・関西万博のラッピング列車(323系)」が10月29日、JRゆめ咲線桜島駅(大阪市此花区桜島2)で運行を終えた。
「カモノハシのイコちゃん」がラストランを見送る様子
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開幕500日前の2023年11月30日から、大阪環状線とJRゆめ咲線で運行してきた同列車。会期中は新大阪駅から大阪駅を経由して桜島駅を結ぶ臨時快速列車「エキスポライナー」としても運行した。車両は「323系」の8両編成。車体デザインは、白地に公式キャラクター「ミャクミャク」や赤と青の「細胞」をかたどったラッピングを施した。
当日は、JR西日本のICカード「ICOCA(イコカ)」のマスコットキャラクター「カモノハシのイコちゃん」が見送る中、ラッピング列車が車庫へ回送された。車内には、「子どもたちにとって、楽しい特別な体験を与えてくれてありがとう」などスタッフや利用客からの感謝のメッセージをつづった装飾を用意した。
JR西日本地域まちづくり本部の國見篤志さんは「運行当初は機運がまだまだこれからの中、今ではSNSなどで多く取り上げられる存在になっていてうれしい。今後も万博のレガシーの一つとして、皆さんの記憶の中に残れば」と話す。
(取材協力=大阪ベイ経済新聞)




























