近畿大学で大阪万博テーマに講演会 関西経済連合会専務理事が登壇、期待語る
関西経済連合会専務理事の関総一郎さんによる「2025年大阪・関西万博と関西発展への期待」と題した講演会が12月21日、近畿大学東大阪キャンパス(東大阪市小若江3)18号館講義室403で開催された。
関西経済連合会専務理事の関総一郎さん
国際学部生と教職員を対象にした講演会。「国際学部生がグローバルな視点で、大阪万博や関西発展について考えるきっかけにしてもらえたら」と開催が決まった。
講演会には、国際学部1回生~4回生約230人が出席。開始早々、席はたちまち埋まり、立ち見の学生が出るほど盛況。関さんは万博の歴史と目的を踏まえて、関西経済界が取り組んだ誘致活動や成功に至ったポイント、今後の関西発展に向けた取り組みについて、学生に語り掛けた。雑談や冗談を交えつつ、「NMB48」や「西郷どん」に絡めた万博の話をする場面も。関さんの軽妙な語り口を前に、懸命に耳を傾ける学生の様子が見受けられた。
近畿大学国際学部は2016年4月に開設。グローバル専攻はアメリカ、東アジア専攻の学生は中国・台湾・韓国のいずれかへ、1年次後期から2年次前期にかけて、全員が留学プログラムに参加するのが特徴。