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「空飛ぶ車」プロジェクト始動 大阪・関西万博でのデモフライト目指す

「空飛ぶ車」プロジェクト始動 大阪・関西万博でのデモフライト目指す

HyDroneが飛び交う未来社会のイメージ図(提供:近畿経済産業局)

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 近畿経済産業局が1月24日、水素エネルギーを活用したドローン開発プロジェクト「HyDrone(ハイドローン)プロジェクト」の開始を発表した。

「HyDrone」機体イメージ(提供:近畿経済産業局)

 同プロジェクトは、関西地域の中小企業が結集して地球にやさしい水素の翼「HyDrone」を開発し、2025年大阪・関西万博でのデモフライトを目指すもの。今後新たな開発組織を設立する予定で、同組織設立に向けた準備委員会を1月21日に発足。委員長は、エアロジーラボ(大阪府箕面市)谷紳一社長が務める。

 「HyDrone」は、水素(Hydrogen)・ハイブリッド(Hybrid)・ドローン(Drone)から命名。水素ロータリーエンジンとハイブリッドシステムが動力源で、1人乗りの「パッセンジャードローン」として活用する予定。飛行時間は60分以上を目指す。

 今後は、プロトタイプの製作や実機製作、テストフライトを重ね、2025年大阪・関西万博でのデモフライトを目指す予定。

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