万博で盆踊りのギネス世界記録に挑戦 62カ国、3946人で認定

大阪・関西万博会場内のEXPOアリーナ「Matsuri」で7月26日、盆踊りを一斉に踊る人数とその国籍数でギネス世界記録に挑むイベントが開催された。
ギネス世界記録認定後の様子
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会期中、春・夏・秋の3回にわたり実施する大阪の魅力発信イベント「大阪ウィーク」の一環。当日は中央にやぐらを設置したアリーナに、62カ国、3946人の参加者が集まった。吉村洋文大阪府知事や横山英幸大阪市長、同万博公式キャラクター「ミャクミャク」、タレントの宮川大輔さんらが会場を盛り上げた。
宮川さんによる「3、2、1、スタート」の合図の後、同万博公式テーマソング「この地球(ほし)の続きを」に合わせ、参加者らが事前の練習会や振り付け動画などで練習を重ねた盆踊りを披露。記録達成のために必要だった「参加者の90%以上が決められた振り付けを5分以上正確に踊る」という条件を満たし、失格者ゼロで人数、国籍数共にギネス世界記録に認定された。
認定後、参加者全員で再び盆踊りを踊り、喜び合った。阪南市から参加した70代の女性は「1970(昭和45)年の大阪万博では、バスガイドとして観光客を案内していた。今回は盆踊りで万博に関わることができ、とても貴重な経験になった」と笑顔を見せた。
(取材協力=大阪ベイ経済新聞)