万博にかき氷専門店「京氷菓つらら」 ミャクミャクと大屋根リングモチーフに
かき氷専門店「京氷菓つらら」が8月4日、大阪・関西万博のORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」に期間限定で出店した。運営は小槌屋(京都市伏見区)。
純氷を削る様子
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2019年7月、京都・二条にオープンし、全国各地で催事出店している同店。48時間以上かけてゆっくり凍らせた純氷を、解ける直前の温度に保ち、削ることでふんわりとした口溶けの氷に仕上げるという。氷には、旬のフルーツや野菜を使ったシロップやトッピングを重ねる。
万博限定メニューは、万博公式キャラクター「ミャクミャク」と会場のシンボル「大屋根リング」をイメージしたかき氷「スカイリング脈拍エスプーマ」(2,025円)と、ソーダの中にモモ、パイン、オレンジの3種類のゼリーを入れ、綿あめをトッピングした「灼熱(しゃくねつ)シャクシャク桃ソーダ」(1,000円)の2種類。「スカイリング脈拍エスプーマ」は、氷の頂上部分に赤色のエスプーマと青色のレアチーズソースでミャクミャクの顔をあしらう。
このほか、京都の店舗で提供する4種類のかき氷を用意する。開店以来人気が高いという「いちごミルク」(1,600円)、モモを使った夏限定メニュー「桃カスタード」(1,800円)、冷製スープをイメージして考案した「焼きもろこしポタージュ」(1,700円)、みたらし団子のような甘じょっぱい味わいが特徴の「あたらし団子」(1,600円)。
オープン初日に一番乗りで来店した50代の女性は「京都の店舗にも行ったことがあり、万博限定のかき氷を目当てに来た。ミャクミャクがかわいすぎて食べられない」と笑顔を見せた。
営業時間は9時~21時。8月10日まで。
(取材協力=大阪ベイ経済新聞)